日本釣り環境保全連盟の釣り教室は、文部科学省・農林水産省・環境省・国土交通省・開催地域の教育委員会・(社)全日本釣り団体協議会に後援をいただき、全国各地で開催する予定です。
JBプロ登録の際に今年も多くのメンバーに『NPO法人 日本釣り環境保全連盟』にご入会いただきました。この団体は「自分たちのフィールドを自分たちで守ろう」をスローガンに全国で活動しております。事業内容等はすべてホームページで紹介しておりますので、「釣り場の環境をよくしていきたい」とお考えの方はぜひご協力ください。
その釣り環境保全連盟の総会が3月16日(日)に開催されました。前期もこれまでと同じく全国各地で「クリーンアップ作戦」を実施し、河口湖や琵琶湖で湖底清掃、いなさ湖畔観音山にて第4回目となる植樹を行いました。また、釣り人にもっと環境への意識を高めてもらおうと、子どもを対象とした『夏休み釣り体験』イベントや、『フィッシングエコリーダー資格試験』などを継続して行っています。
そのさまざまな釣り環境保全連盟の事業の中で、今年は釣り教室の開催に力を注ぐことになりました。これまで河口湖だけで開催してきた『夏休み釣り体験』を全国展開していく計画です。釣りを通じて釣り場の環境保全の大切さを学んでもらうのが大きな目的で、参加者の対象を広げて子どもたちから年配の方まで年齢制限を設けません。釣り場も内水面に限定せずに海釣り公園などでも実施する予定で、初年度の開催地域は36都府県。将来的には47都道府県すべての地域で実施したく考えています。
この『夏休み釣り体験』イベントは、全国ネットのとても大きなプロジェクトです。環境保全連盟の各都府県支部やフィッシングエコリーダー、釣りインストラクターが中心となり、フィッシングカレッジ学生やNBCチャプター、NBC陸釣りクラブが全面的に協力します。全国51地区で活動しているNBCチャプター・陸釣りクラブは長年の間その地域に密着して活動してきた実績があり、釣りの経験が豊かなメンバーが集まっていますので、きっと素晴らしい釣り教室を開催していただけるものと信じております。
釣り場の環境保全というのは、ただ単に自然や魚を守るだけではないと私は考えています。たくさんの方が快適に釣りを楽しむためには釣り人のモラルの向上や、釣り人同士のコミュニケーションも不可欠です。
今年、JB・NBCメンバーにご協力いただく釣り教室は、たくさんの方が釣りの楽しさを体験でき、本当に大切なことを伝えられる場となることを願っています。
釣り教室はJB・NBCメンバーの貴重な時間を費やしての開催となりますが、活動趣旨をご理解いただき、ご協力をお願い致します。
2008年5月 前の画面へ戻る