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エトセトラ

「カエルの誘惑」JB霞ヶ浦第3戦関和学同船レポート


梅雨ど真ん中の7月11日JB霞ヶ浦第3戦が開催された。今回はゲーリーインターナショナル・モーリスCUPという事で関和学選手(以降敬称略)に同船した。本人によりコメントがYouTube動画にアップされているが、基本的にはテトラ帯のノーシンカー系でベースを作り、カバー撃ちでキッカーを入れるプランでスタート。しかし、朝イチに投げたスイミングフロッグに高反応、それを引きずり予期せぬ展開となった。

7時30分。橋をくぐってべた凪の本湖を北上。しばらく走って前日プラで好感触を得たという本湖東岸の石積エリアへ。この時間帯は先行者も僅かで貸し切り状態。外側の角部分を6.5インチカットテールで軽く探り内側へ進入。要所要所をフォール&ステイで探りつつボートをゆっくり進めた。

石積の一部にヒシ藻が生えているところがあり、そこへブーツテイル系フロッグを通す。すると、すぐに反応あり。しかしバス側がミスってフッキングまでには到らず・・・。

このパターンは本命ではない。蒸した曇天ゆえに「朝イチだけちょっと試してみよう」くらいの気持ちで投げたそうだが、この後も3回バイトを得た。

関和はこの釣りに慣れているようだ。派手に水面が割れても慌てることなく、バスが咥えてくれるのをじっくり見ていた。決して「ビックリ合わせ」はしていない。ショートキャスト&ストレートリトリーブ故に、ラインテンションが張り気味(遊びがない)ではあるものの、アングラー側のミスというよりはバス側がもう少ししっかりバイトしてくれればフッキングができたように見えた。

なお、本当であれば通常の中空フロッグ(キッカーフロッグ)を使いたいのだが、FECO用改造をしていたいため使うことができない事を悔やんでいた。

バズベイトやポッパーなどもたまに投げてはみるが反応は無い。

1時間ほどこの場所で過ごし9時前に移動。

シャローカバー周りをノーシンカーなどで探るも反応が無い。

最下流の水門が開いてるようで激しい減水に見舞われている。ショアラインの石がそれを物語る。この減水により、関和が狙うカバーから魚が離れてしまったようだ。

曇り空ではあるが日が昇りかなり暑くなってきた。

再び移動。別の石積エリアへ行ってみるが、内側に漁網がたくさん入っており進入を断念。朝イチの場所へ戻る。

ショアラインに生えるがまのストレッチにプロセンコーのネコリグを投入。すぐにノンキーがヒットする。「この釣りをすれば(小さいけど)釣れるんですよ」という。

「そろそろ釣らないとまずい」と言い後半はプロセンコーをキャストする時間が長くなる。10時過ぎにキーパーギリギリを1本キャッチ。

そして10時38分にロッドが大きく曲がった。「キャットかも?」と半信半疑でのやりとりだったが、ジャンプしたのがグッドサイズのバス(動画参照)。

無事に取り込み2本目をライブウエルへ。

11時を過ぎボートの往来が激しくなった。この石積エリアに入るボートも増えプレッシャーが高まる。そんな状態では、静かに丁寧にプロセンコーのネコリグで探った。着底後のポーズでラインが走るようなバイトがでるらしい。2本目をキャッチした後も、数回のバイトはあったが食いが浅く離されてしまう。

12時を過ぎ他の選手が減ってくると、再びヒシ藻にはブーツテイル系フロッグをキャスト。またしてもバイトしてきたが、フックアップまでは到らず。

最後はアウトサイドの石積をネコリグで攻めてみたがタイムアップ。

結果2本で1268g、52位で第3戦を終えた。

NBCNEWSがオープンした1999年にJBワールド第2戦で記者は初めてプロに同船した。その時乗ったのが関和のボート。関和もまたプレスを乗せるのは初めてだった。そんな「初プレス」同士の関係からはや11年。お互い歳を・・・いや、関和は今や雑誌はもちろんスカパー!をはじめ地上波TVにも何度も出演するほどの人気プロになった。

同じバス釣りでも、相違点が多い「メディア向けの釣り」と「トーナメントの釣り」。最前線でその2つをこなす希有のプロになった関和学。今大会では、両方をうまくミックスした釣りを目のあたりにすることができた。

写真・報告:NBCNEWS Togashi


固定リンク  2010年07月15日(木)  

Wの悲劇 前山智考の2日目 JBトップ50第3戦東レソラロームCUP桧原湖

前山智考選手(以降、他選手も含め敬称略)のメインエリアは早稲沢と京ヶ森の2つ。アフター回復のエビやワカサギを食べるスモールマウス狙い。ベイトタックルとスピニングタックルによるホグ系ワームのキャロライナリグがメインパターン。前プラでは500〜600gサイズがコンスタントに釣れ優勝の可能性があったらしい。しかし、2日目はトーナメントの悪魔が前山を襲うことになった。

早めのフライトでスタート地点ちかくのポイントへ到着。2日目から設定される禁止エリア起点となるブイ周りからスタート。ゆるい馬の背にからむ場所で水深は4〜6mほどか。

朝イチは無風。各所でボイルが起こっている状態。まだフライト途中のボートを横目に見ながらベイトタックルによるキャロライナリグで探った。

バイトはすぐにやってきたがスッポ抜け。

数回のミスのあと、8時8分に1本目のキーパーをキャッチ。ここから1時間ほどは周りのボートも含め好調にキーパーを追加。

見える範囲に浮かぶのは今江・小森・本堂・奥泉・小池。いずれの選手も頻繁にロッドを曲げていた。

ここまで好調にバイトを得ているが、前山には大きな悩みがあった。それは昨日から絶好調なワームが残り3本しか無い事だ。キーパー連発で、未使用のそれは在庫切れ。ヘッドがボロボロになったものを騙し騙し使うも限界が訪れる。同じようなホグ系ワームに変えるとバイトが途切れる・・・。食にうるさい?スモールマウスにありがちな現象だ。

しびれを切らし、デッキに転がっている、そのワームを無理矢理セットしてキャスト。嘘のように2連発。「今すぐボート降りて米沢まで買いに行きたいですわ〜」と笑う。ちなみにそのワームはエコギアのバグアンツである。

しばらく我慢の釣りが続き、ようやく別のワームでキャッチ。そのワーム以外で釣る自信をつけたようだ。

良い感じに南の微風が吹き付け始めて9時過ぎにはリミットメイク。しかし200g台が多数。せめて一番下を300台に持っていきたいところだ。

ややバイトが遠のいた頃、同エリアに藤木・阿部・田淵が移動してきた。

10時に本日初のエンジン移動で更に北側へ。ここも前日プラで600台を釣ったらしい。

さい先良く2連発するものの、狙いのキッカーではなかった。

一旦トイレの為に会場へ戻る。

復帰後は朝イチと同じ場所へ。南よりの風が強まり釣れそうに見えたが、30分ほど探るもバイトなし。再びエンジン点火。大きく南へ移動する。

到着したのは京ヶ森エリア。大岩とウィードが絡むスポットらしい。一番狙いたいところは先行する川口艇の近くのため、やや距離を空けて釣りを開始。前山は一日に15cmくらいウィードが成長してる感じがするという。キャストしたスポットも思いのほかウィードが伸びてるようだ。

閃いたようにワームをホグ系から低比重ストレート(ジャバシャッド)にチェンジ。ウィードの上を漂わせる感じでキャロライナリグを操作。そして狙いが的中。本日No1サイズがネットに収まった。

しかしここで前山に1度目の悲劇が起こる。

入れ替えを行おうとライブウエルを開けると4本が完全デッド。

一番大きいサイズも瀕死状態。スモールマウス戦でたびたび耳にする「集団突然死」。それを目の当たりにすることになってしまった。エアレーターは正常稼働していた。前山は「農薬が入ったのかも」と言っていたが真相は不明。死んでしまったバス達に「ごめんなさい」と言いながらビニール袋に入れる。

12時を過ぎて一からやり直すことになってしまう。

不幸中の幸いで、この頃から天候が急変しだしスモールの活性もUP。近くに浮いていた川口はワンキャスト・ワンヒット状態。

前山も着実にキーパーを追加していく。しかし、生き残った1匹が瀕死であるために、それのケアもありなかなか集中できない状態が続いた。

突然死した事を川口に伝えた。言われた川口はそれまで以上に頻繁にライブウエルチェックを行っていた(しかし、川口もまた、帰着寸前に1匹が突然死。我々の前で永遠に入れ食いをしていたのに、4本で検量したことを検量後に知った)。

京ヶ森は狭いスポットのため、釣りきった感があり、14時前に再び朝の早稲沢沖へ。

ここからは右手でライブウエルの魚、左手でロッド状態。必死の看護の甲斐があり瀕死だった1匹がやや復活。

その1匹にはジグヘッドにダウンショットシンカーを複数ぶら下げた即席「強制立たせシステム」を胸びれにセット。なんとか自立するまでに回復した(しかし、これが2度目の悲劇を生む)。

魚のケアが9割でロッドはたんに持っているだけだったが、殺気が抜けているのか、その状態で2匹キャッチ。なんとか帰着ギリギリでリミットメイクは成功した。

真っ先に帰着し検量に向かった前山だが、写真撮影時に2度目の悲劇が彼を襲った。

魚の生存を最優先として、慌てて検量に向かったためか「強制立たせシステム」のシンカーを外し忘れて検量してしまった。写真撮影のタイミングでそれに気付いた。すぐさま本部スタッフに駆け寄り「僕、失格ですわ」と言う。しかし、ルールブックに「横を向いた魚を立たせるためのオモリをつけたままの検量」という項目はさすがに存在しない。その為、フック飲み未申告ルールが適用され1000gのペナルティーとなった。

12時を過ぎて4本が死んでしまう。恐らく頭の中は真っ白でパニックになっただろう。そんな精神状態なのでミスがミスを呼んでしまった印象。

トーナメントには魔物が居るらしい。通常ではあり得ない事が起こる・あり得ないミスを犯す。今回はそれを垣間見た気がした。

写真・報告:NBCNEWS Togashi


固定リンク  2010年07月10日()  

「逃がした魚は大きい」大熊一徳の3日目 JBトップ50第3戦東レソラロームCUP桧原湖

3日目最終日は予選を6位で通過した大熊一徳選手(以降、他選手も含め敬称略)に同船。同選手のメインパターンは月島インサイドと孤鷹森のミドルレンジをスイミーバレットの1/42ozネコリグ攻め。ロッドはメガバスの霧雨。予選は月島がキーパー場、孤鷹森でキッカーを入れた。決勝も同じ展開になるのかどうか。

曇天の中、朝イチ向かったのは月島インサイド。前日は一般のボートを含め30艇を超す船団エリアとなっていたが、今日の朝イチは空いていた。

風がなく穏やかな湖面。同エリアには青木・有里・金子の姿。そしてプラの時から頻繁にバッティングするという横山が浮いていた。

大熊は琵琶湖でガイド業を営んでいる。ゆえに、解説が解りやすい。まるでガイドを受けているようだ。そして、毎日釣りをしているだけあり、状況変化への判断が早い。好調だった前日とは様子が違うことを数投で悟りエレキをあげた。

次に向かったのは昨日までのキッカー場。孤鷹森キャンプ場の沖。ブレイクが変化してるスポットらしい。
前日までとは風向きが逆で、今日はこのエリアへ向かって弱い風が当たっていた。

移動が功を奏し小さいながらもすぐにキーパーをキャッチ。

続けざまにロッドが曲がる。しかし、途中でばれてしまう。この魚はそれほど大きくなかったようだが、次に痛恨のミスを犯してしまう。

7時53分。予選2日間で釣ったどの魚よりも重い感触。700gか、はたまた800gか。通常の大会であれば、1500gくらいの価値ある魚。しかし、これもまた途中で軽くなってしまった。

デッキに倒れ込む大熊(冒頭の写真)

キッカークラスは一日に一度だけ口を使うタイミングがあるという。回ってくるのか、居ついているのが口を使うのかは不明だが、明らかにその時合は存在するらしい。まさに今バラしたのがその時合だと語る。逃がした魚は大きい。

興味深いことに、この魚がヒットた同じタイミングで50m北側にいた横山、100m沖側にいた野村のロッドも大きく曲がっていた。スモールマウスは密集した船団戦でバタバタと釣れる事はよく知られているが、100m近く離れたところで同時にヒットする不思議。

話は逸れるが、前回から導入したオブザーバーのデジカメ。10台デジカメで撮影した画像ファイルを一つのフォルダに入れ、撮影時刻順に並べ替えると、湖の各所で同じようなタイミングで釣れてることが良くわかる。湖上中継でも、同じタイミングで釣れているのを垣間見ることができる。スモールならではの興味深い習性だ。

大熊も「釣れるタイミングにそこへルアーを通しているかが重要」と言っていた。それだけに、先ほどのキッカーバラしはダメージが大きかったようで、指の震えが止まらずフック結びも時間を要した。

近くに浮く横山は頻繁にロッドを曲げている。そしてミスはしていない。冷静沈着にネットインしている。しゃがんでそれを眺める大熊。

バレる原因を追及。問題解決の一つとしてフックを変えてみた。それ以降ミスは無くなった。フックを変えたことよりも、魚の活性が高くなってきたのが効いているようだ。フォール中のバイトも増えてきたという。

ここまで使用したルアーは冒頭で書いたスイミーバレットのみ。そして帰着時刻まで一貫してそれしかキャストしなかった。このエリアでの使い方は、岸側へバウを向けて浅い方へフルキャスト。といっても軽量リグのため飛距離はわずか。そのため、ラインを送りながらエレキでボートを沖側へすこし移動。基本的にはボトムをとっている感じだが、良いサイズは着水直後に喰ってくるらしい。バイトを感じたら、すこし送ってスィープにフッキング。

前日までのキッカー場がキーパー場に変わった事を察知し、このスポットで順調にキーパーをキャッチ。10時前には入れ替え開始。ただし期待のキッカーは入らない。

10時25分にエンジン移動。朝イチ入った月島インサイドと少し南のピンスポットの様子をうかがいに行った。しかし、風が全く当たっておらず、すぐに見切った。

そしてまた孤鷹森へ戻る。

やはり今日はこちら側に食い気のある魚が多いようで、到着早々から連発。朝は緊張していたのが傍目からも解ったが、この時間からはリラックスモードに。近くを北大介が通ったときは、ミニコントまで披露(笑)→動画参照

焦り・緊張もなくなりミスが無くなる。しかし数は釣れるもののウエイトアップに苦しむ展開。ざっくり計算しても2キロには届いていない。タラレバは厳禁だが、朝イチのキッカーがこの釣り慣れたタイミングでヒットしたら・・・と思わずにはいられなかった。

先ほど対岸へ移動したさい、北風が思いのほか強いことに気付いた大熊は、残り1時間で勝負に出ることにした。数年前の同時期の大会で使ったスポットが糠塚島にあるらしい。今回もそこへ行きたかったが、初日のフライト順が悪く、別の選手がマイウォーター化してるとのこと。今の風向きならそのスポットが釣れる可能性が高い。その選手が居ないことを願いつつ12時半に北へ向かう。

プレーンを解いて「ミスジャッジだった」と大熊は言う。風向きが予想と少し違ったようだ。向かったエリアは風裏になっていた。北西気味かと思ったが真北の風。そして、予想通り、例の選手はそこに浮いていた。

帰着まで残り50分ほど。もう一回、孤鷹森へ行くことも考えたようだが、実質のキャスト時間を考慮し断念。入りたいスポットを遠巻きにして釣りを続けるしかなかった。

12時50分にロッドを置いてエレキをあげた。

結果3日目は1746gで単日21位。グラム単位で大きく順位の入れ替わる桧原湖戦。朝のキッカーをミスしていなければお立ち台に上がれたかも・・という総合12位で桧原湖戦を終えた。

ミスして指が震えてリグれない。たとえそれが400gのバスでも。いい大人がここまで熱くなれる趣味がバストーナメントだという事を再認識することができた。なお、個人的に一番ツボだったのは、ファイト中に大熊が言う

「バレなぁーーバレるとお母ちゃんに怒られるんだから!」

と叫ぶシーンだった。

先ほど趣味と書いたが、プロ戦は仕事なのだ。トップ50ともなると人生を賭けてて参戦してるのだ。成績だけ注目されるが、全員にドラマがあるのだ。

写真・報告:NBCNEWS Togashi


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旧吉野川清掃活動レポート2010年夏

開催日:7月4日(日)
場所:徳島県旧吉野川

旧吉野川・今切川を舞台に開催しているチャプター徳島が普段より利用させて頂いているみずべプラザ周辺河川敷の清掃活動を行ないました。
当日は蒸し暑いながらも雨の降らない曇り空のもと、四国内NBC関係者のみならず一般バス釣り愛好家や遠方からもたくさんの有志が集まり、陸上班と水面班にわかれて汗だくでゴミを集めていきました。

今回の作業にご協力して頂きました国土交通省さま・環境保護団体CLEAR代表岩本様をはじめ、徳島ウェイクボート連盟の皆さま、ならびに汗だくで作業された一般アングラーおよび選手の皆さま、住民の皆さま、この場をお借り致しまして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


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