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NBCチャプター愛媛第3戦イマカツCUP

05月31日() 愛媛県 野村ダム

NBCチャプター愛媛第3戦イマカツCUP概要写真 2015-05-31愛媛県野村ダム

稲生川最上流部で展開されたハイレベルなサイト戦略。四国三強の一角が5月開催の野村ダム戦で3勝目を飾り、改めて格の違いを見せつけた。5月下旬での開催となったチャプター愛媛第3戦イマカツCUP。今年は田植えの代掻きの影響は見られず水質はステイン。水位は満水で、岸際にはオーバーハングと冠水したブッシュが点在していた。事前の天気予報では降水確率80%だったが、当日は朝から快晴に恵まれた。地元である西予アングラーズクラブ主催、灼熱のバスアングラーズイン朝霧湖と同時開催により、岸釣り大会の競技中は本流肱川の四道橋から上流が進入禁止となった。野村ダムではゴールデンウィーク前後がスポーニングのピークを迎えており、今戦ではアフターから回復したキロアップ攻略が上位入賞への必須項目になると予想された。そして2015年5月31日、愛媛県野村ダムにてチャプター愛媛第3戦イマカツCUPが開催されました。

成績表

氏名重量
1 石川晴彦 3,543 3 30
2 亀岡広嗣 3,528 3 29
3 福田祐気 3,026 3 28
4 上村利弘 2,897 3 27
5 岩井謙亮 2,852 3 26
6 大石道明 2,775 2 25
7 牧野陽平 2,563 3 24
8 松田拓也 2,523 3 23
9 大谷貴志 2,481 3 22
10 大久保光洋 2,448 3 21
11 久次米良信 2,427 3 20
12 菊池芳郎 2,376 3 19
13 長瀬憲章 2,357 3 18
14 角元孝生 2,295 3 17
15 武田和志 2,069 3 16
16 大西弘也 2,026 3 15
17 宮本拓哉 1,946 3 14
18 宇都潔 1,885 3 13
19 普光江哲也 1,835 3 12
20 寺田直人 1,750 3 11
21 岸本司 1,727 3 10
22 松田隆文 1,609 2 9
23 盒鏡義 1,605 3 8
24 秋月慎介 1,382 3 7
25 小川修司 1,255 3 6
26 篠永修一 1,245 3 5
27 井原浩二 1,075 3 5
28 澤村泰仁 1,055 1 5
29 亀井剛志 1,036 3 5
30 赤松克弘 1,006 1 5
31 石川秀夫 686 2 5
32 植田誠寛 669 2 5
33 井上学 563 2 5
34 宮崎充司 522 1 5
35 槇海渡 454 1 5
36 藤澤宏樹 361 1 5
37 窪田廉 354 1 5
38 橋本幸司 351 1 5
39 普光江たけし 327 1 5

上位の釣り方

今回優勝したのは、四国最強のトーナメンター石川晴彦プロ。前日のプラクティスには入れなかったが、過去の実績と経験から稲生川最上流部でのサイトフィッシングを展開した。まずはアフター回復の個体に対して、ハドルフライを水面引きして1200gをキャッチ。その後、岩の澱みにヒラクランクギルを通して1200gを追加。天候が変わり、バイトが遠のいて来たタイミングで沖側にある岩のエグレに1/32オンス、ラッテリーのネコリグを落とし込んでキロアップをキャッチ。3本全てをキロフィッシュで揃えて3543gをウエインした。第2位は、サイトから岩盤へのパターン切り替えが的中した亀岡広嗣プロ。前日見つけた稲生川でのサイトパターンが不調だった事から、夏を意識した個体が付きそうな岩盤に狙いを変えた。中流、板ヶ谷橋上流側の岩盤と中流の追い越し禁止ブイ付近の岩盤を、3.5gダウンショットのロックバイブシャッドで攻略。リグを水深4mから5mラインまで落としてキロアップを2本キャッチした。その後、肱川上流エリアの解禁を見計らって最上流まで移動。岩陰に入った900gをカットテールのノーシンカーでキャッチして3528gまでウエイトを伸ばした。第3位は、ジグヘッドワッキーで今大会の最大魚をキャッチした福田祐気選手。朝一に支流稲生川の最上流に入って水中の岩周りで1本目となる570gをキャッチ。その後、インターセクション下流側の循環器横のストレッチで600gを追加。そして最下流の取水塔があるワンド最奥の岩盤で、今大会の最大魚となる48cm、1840gのビッグフィッシュをキャッチして3026gをウエインした。今回使用したリグはイールクローラーの1.8gジグヘッドワッキーで、ボトムまでフォールさせた後のシェイクでバイトさせていた。第4位は、稲生川中流のオーバーハングを攻めた上村利弘プロ。ドライブスティックのノーシンカーを、オーバーハングにスキッピングで入れてフォールさせるパターンと、オーバーハング際まで巻いてフォールさせるパターンで10本以上をキャッチして2897gまでウエイトを高めた。第5位は、シックルシャッドのノーシンカーパターンが炸裂した岩井謙亮プロ。稲生川中流、アウトサイドのオーバーハングをスキッピングで攻略して2852gをウエインした。
何故この時期の稲生川上流部は、肱川上流部よりもアフターのグッドサイズが釣れるのだろうか?釣れる要素として、岸からのプレッシャーと地形の違いが考えられる。肱川上流部は護岸により足場が良い為、岸からのプレッシャーを受け易い。そして、大会本部横の車田橋から最上流部に掛かる昭和橋までの両岸が護岸されている事も影響が有りそうだ。それは、アフターから回復しきれていない魚が遡上する際に、ステイ出来そうな場所は橋脚以外見当たらないからだ。一方の稲生川最上流は岸から狙える範囲が狭く、少し下流に移動すればルアーの射程距離に入らない為、時間の経過と共にリセットされた個体が供給されて来ると思われる。最上流から少し下った岸際には樹木のオーバーハングや岩盤が有り、アフターの個体が身を寄せられる場所が多い。岸からのプレッシャーと地形の違い、この二つの要素が5月の稲生川における魚のストック量と釣果に影響していると判断した。大会中、稲生川最上流の鮎反大橋から上の狭い範囲を3艇がシェアする状況を目撃した。稲生川上流を制するには高い技術は勿論、周りの動向に左右されない強い精神力も必要とされそうだ。今回で3戦が消化され、残すは7月からの野村ダム2連戦となった。夏水位へと変貌を遂げた灼熱のフィールドを舞台に、いよいよ後半戦が始まろうとしている。

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